足場レンタルは本当に安いのでしょうか。
足場を導入する際、多くの足場会社や建設会社がまず検討するのが「レンタル」です。初期費用を抑えられ、必要な時だけ使えるため便利な方法です。
しかし、長期的に見ると「実はかなり高くついていた」というケースも少なくありません。特に現場数が増えている会社ほど、毎月のレンタル費が利益を圧迫しやすくなります。
足場レンタルが選ばれる理由
初期費用が少ない
新品足場を購入する場合、数百万円〜数千万円単位の資金が必要になることがあります。一方、レンタルであれば初期投資を抑えて足場を使うことができます。
必要な時だけ使える
短期案件やスポット案件では、レンタルの柔軟性は大きなメリットです。現場が終われば返却できるため、保管場所の負担も抑えられます。
管理負担を減らせる
自社で足場を保有すると、ヤード管理、在庫管理、修繕、積込管理などが必要になります。レンタルであれば、その負担を一部減らすことができます。
レンタルの大きなデメリット
毎月費用が発生し続ける
レンタルは借り続ける限り、毎月費用が発生します。例えば月額100万円のレンタルを5年間続けると、総額は6,000万円になります。
| 月額レンタル料 | 1年総額 | 3年総額 | 5年総額 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 600万円 | 1,800万円 | 3,000万円 |
| 100万円 | 1,200万円 | 3,600万円 | 6,000万円 |
| 200万円 | 2,400万円 | 7,200万円 | 1億2,000万円 |
ポイント:レンタルの場合、支払い続けても返却後に資産が残りません。ここが購入やサブスク導入との大きな違いです。
利益率が下がりやすい
足場業界では、売上は増えているのに利益が残らない会社も少なくありません。その原因の一つがレンタル費です。
現場が増えるほどレンタル費も増えるため、売上増加と同時に固定的な支出も増えてしまいます。
資産にならない
レンタル最大のデメリットは、支払い続けても自社の資産にならない点です。
一方、自社保有した足場であれば、将来的に売却、資金化、転貸、担保活用などの選択肢が生まれます。
5年間使うなら、レンタルと自社保有どちらが得か
| 項目 | レンタル | 自社保有 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 少ない | 大きい |
| 5年後の資産 | 残らない | 残る可能性がある |
| 売却・資金化 | できない | 可能 |
| 長期利用 | 割高になりやすい | 有利になりやすい |
一括購入が難しい場合は「足場サブスク」という選択肢
とはいえ、数千万円単位の足場を一括購入するのは簡単ではありません。
そこで選択肢になるのが、足場を月額分割で導入できる「足場サブスク」です。
- 初期負担を抑えられる
- 毎月定額で導入できる
- レンタル依存を減らせる
- 将来的な自社保有を目指せる
- 利益率改善につながりやすい
保有足場がある会社は資金化も検討できる
足場サブスクバックは、保有している足場を売却して資金化しながら、そのまま使い続けられるサービスです。
新材導入、運転資金確保、レンタル費削減を同時に考えたい会社にとって、有力な選択肢になります。
まとめ
足場レンタルは便利ですが、長期利用では総額が大きくなりやすい特徴があります。
特に現場数が増えている会社ほど、レンタル費の増加が利益率やキャッシュフローを圧迫しやすくなります。
短期利用ならレンタル、長期利用なら自社保有や足場サブスクを検討することで、会社全体の利益改善につながる可能性があります。
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